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パリのホテル選びと治安|レピュブリック駅周辺をおすすめしない理由【パリ在住28年】

更新日:11 分前

パリのホテル選びと治安|レピュブリック駅周辺をおすすめしない理由【パリ在住28年】


パリ旅行でホテル選びに悩んでいる方へ。


パリのホテルは、エリア選びがとても重要です。


安いホテルやコスパの良いホテルを探している方も多いと思いますが、料金だけで選ぶと「こんな場所だとは思わなかった」と後悔することがあります。


僕はパリ在住28年目になります。


長年パリで暮らしてきた僕が、初めてパリを旅行する方にはあまりおすすめしないホテルエリアのひとつが、レピュブリック(République)駅周辺です。


レピュブリック駅は、パリでも有数の巨大乗換駅。


メトロの


  • 3号線

  • 5号線

  • 8号線

  • 9号線

  • 11号線


の5路線が通っています。


マレ地区やオペラ、バスティーユ方面へのアクセスも良く、交通の便だけを考えれば非常に便利です。


それでも、初めてパリに来る方には、僕は積極的にはおすすめしません。


この記事では、パリのホテル選びと治安を考えるうえで知っておきたい、レピュブリック駅周辺の特徴を詳しく紹介します。


目次


  1. レピュブリック駅でホテルを取らない方がいい理由

  2. レピュブリック駅周辺で注意したい通り

  3. レピュブリック広場が向いている人


動画で見れます!👇


パリのホテル選びと治安① レピュブリック駅でホテルをおすすめしない理由


僕が初めてパリを訪れる方にレピュブリック駅周辺のホテルをあまりおすすめしない理由は、大きく2つあります。


1つ目はデモや集会が多いこと。

2つ目は治安面で注意が必要なことです。


理由1:デモや集会が非常に多い


レピュブリック広場は、パリを代表するデモや集会の定番スポットです。


先日も、土曜日の晴れた日にサン・マルタン運河を散歩し、そのままマレ地区へ歩いて向かっていました。


その途中にレピュブリック広場があるのですが、この日もデモが行われていました。


レピュブリック広場では、このような光景は決して珍しくありません。


そのため周辺のホテルは立地こそ便利ですが、日によっては大音量の音楽やシュプレヒコール、デモ行進などに遭遇する可能性があります。


特に週末はデモや集会が行われることが多いため、静かにパリ旅行を楽しみたい方には必ずしもおすすめできる場所ではありません。


もちろん、デモの多くは平和的に行われています。


ただしフランスでは、デモの内容や状況によって警察との衝突や破壊行為などが起きることもあります。


旅行者の場合、そうした場所には近づかないのが基本です。


そして旅行者にとってもうひとつ困るのが交通規制です。


大規模なデモが行われると、


  • メトロ駅が一時的に閉鎖される

  • 道路が規制される

  • タクシーがホテルの近くまで来られない


といったこともあります。


観光客にとっては、治安だけではなく旅行中の移動にも影響する可能性があるわけです。


理由2:治安面で注意が必要


レピュブリック駅周辺をおすすめしないもうひとつの理由が、治安です。


僕はこの周辺をこれまで何百回も歩いています。


昼間であれば普通に歩けますし、僕自身も頻繁に通ります。


ただし場所や時間帯によっては、酔っ払った人や騒いでいるグループ、ホームレスの方などを見かけることがあります。


「レピュブリックに行ってはいけない」という意味ではありません。


普通に観光できる場所ですし、サン・マルタン運河やマレ地区にも近く、面白いエリアでもあります。


ただ、初めてのパリ旅行で安心感を優先してホテルを選ぶのであれば、僕なら別の地区を選びます。


では、レピュブリック駅周辺の中でも、特にどの通りに注意した方がいいのでしょうか。


パリのホテル選びと治安② レピュブリック駅周辺で注意したい通り


Rue du Faubourg du Temple

まずはレピュブリック広場から北東方向へ伸びる、


フォーブール・デュ・タンプル通り(Rue du Faubourg du Temple)です。


この通りでは、ホームレスの方や酔っ払った人、大声を出している人などを見かけることがあります。


1990年代は現在よりもかなり荒れていて、雰囲気も今とは違いました。


2026年現在ではカフェやレストランも増え、以前と比べるとかなり変わりました。


それでも初めてパリを訪れる方、特に夜遅く一人で歩く場合には注意した方がいいと思います。


僕自身、この通りを歩くときは必要以上に長居せず、普通に通り抜けるようにしています。


Boulevard Saint-Martin〜Boulevard Poissonnière


次はレピュブリック広場から西方向、グラン・ブールヴァール駅方面へ伸びる大通りです。

場所によって、


Boulevard Saint-Martin



Boulevard Saint-Denis


Boulevard de Bonne-Nouvelle



Boulevard Poissonnière

と名前が変わっていきます。


昼間は人通りも多い大通りなので、過度に怖がる必要はありません。


ただし場所によっては、夜になると昼間より人通りが少なくなります。


ホームレスの方や酔った人などを見かけることもあるため、夜遅い時間は周囲に注意して歩いた方がいいでしょう。


Porte Saint-Martin周辺

このエリアには、


サン・マルタン門(Porte Saint-Martin)

という美しい歴史的建造物があります。


観光スポットとして見る価値のある場所ですが、この門から北へ伸びる

フォーブール・サン=マルタン通り(Rue du Faubourg Saint-Martin)

については、夜遅い時間には注意した方がいいと思います。


この通りを北へまっすぐ進むと東駅(Gare de l’Est)方面へ到着します。


レピュブリックから徒歩でも移動できる便利な場所ですが、初めてパリに来る方なら、夜遅

くに徒歩で移動する必要はないでしょう。


Boulevard de Magenta


最後は、


マゼンタ大通り(Boulevard de Magenta)です。

この大通りは東駅、そして北駅方面へと続いています。


北駅や東駅周辺は非常に交通量が多く、旅行者も多いため、スリなどには特に注意したいエリアです。


僕自身、かなり昔の2000年代初頭、この周辺でナイフを持った少年を見かけたことがあります。


もちろん20年以上前の個人的な経験なので、現在の治安をその出来事だけで判断することはできません。


近年はパリ五輪を契機に治安・警備対策も強化され、以前と比べて変化した場所もあります。


それでも初めてパリを訪れる方は、北駅・東駅方面を含め、夜遅い時間の移動には注意することをおすすめします。


パリのホテル選びと治安③ レピュブリック広場が向いている人


ここまで読むと、


「じゃあレピュブリック駅周辺には泊まらない方がいいの?」


と思うかもしれません。


実は、そうとも限りません。


僕がレピュブリック駅周辺をおすすめしないのは、主に初めてパリを訪れる方や、ホテル周辺の落ち着き・安心感を重視する方です。


逆に、この地区が向いている人もいます。


1.観光地ではないパリの日常を体験したい人


レピュブリック周辺は、いわゆる「キラキラしたパリ」とは少し違います。


SNSや観光ガイドで見るような、おしゃれで洗練されたパリだけを想像していると、少し驚くかもしれません。


でも、


「観光地化されたパリではなく、実際にパリの人たちが生活している空気を感じたい」


という方には面白い場所です。


すぐ近くには、おしゃれなレストランやブティックが集まる人気のマレ地区があります。


一方、レピュブリック周辺には、より雑多で庶民的なパリの雰囲気が残っています。


そういうパリの素顔を見たい方には面白いエリアだと思います。


2.パリ右岸の雰囲気を楽しみたい人


レピュブリック駅周辺には、実にさまざまな人がいます。


パリ市民、郊外からやって来る人、さまざまなルーツを持つ住民、観光客。

いろいろな人が行き交っています。


いわゆる「優雅なパリ」というイメージとはかなり違います。


僕がよく紹介している左岸とも雰囲気が異なります。


右岸らしい活気と雑多さがあり、左岸に慣れている方なら、その違いを楽しめるでしょう。

ひと言で表現するなら、


「少しワイルドなパリ」


です。


3.メトロを最大限に利用したい人


そしてレピュブリック最大のメリットは、やはり交通の便利さです。


レピュブリック駅には、


  • 3号線

  • 5号線

  • 8号線

  • 9号線

  • 11号線


という5本のメトロ路線が乗り入れています。


そのためパリ市内のさまざまな場所へ移動しやすく、メトロを使って一日中観光する方には便利です。


ただし、僕がパリ観光で最も便利だと思っているメトロ1号線は通っていません。


ルーヴル美術館やシャンゼリゼ方面などへ行く場合、目的地によっては乗り換えが必要になります。


パリのホテル選びと治安|初めてのパリなら「安さ」だけで選ばない


パリのホテルを探していると、どうしても宿泊料金に目が行きます。


特にパリはホテル代が高いので、


「駅から近くて、値段も安いからここでいいか」


と決めたくなります。


しかし、パリでは同じ駅周辺でも、通りを数本移動しただけで雰囲気が変わることがあります。


ホテルの値段だけではなく、


最寄り駅・周辺の治安・夜の雰囲気・交通アクセス

まで確認してから予約することをおすすめします。


レピュブリック駅は交通の便が非常に良く、パリの日常を感じられる面白い場所です。


一方で、デモや集会が多く、場所や時間帯によっては治安面でも注意が必要です。


そのため僕なら、

初めてのパリ旅行 → 別のエリアを検討

パリ旅行に慣れている → レピュブリックも選択肢

と考えます。


まとめ|パリのホテル選びと治安を考えるならエリア選びが重要


今回は、パリ在住28年の僕の経験をもとに、レピュブリック駅周辺のホテルについて紹介しました。


レピュブリックは、


「危険だから絶対に泊まってはいけない場所」ではありません。


交通アクセスは非常に便利ですし、マレ地区やサン・マルタン運河にも近く、パリらしい活気を楽しめる魅力もあります。


ただし、初めてパリを旅行する方が、治安や落ち着いたホテル環境を重視するのであれば、僕はもっとおすすめしたいエリアがあります。


パリのホテル選びでは、料金だけで判断しないこと。


これが非常に重要です。


今後は、


北駅、東駅、モンパルナス駅など、パリの主要駅周辺でホテルを取る場合のメリット・デメリットや治安


についても紹介していきます。


「パリのどのエリアにホテルを取ればいいの?」

「この駅の周辺は大丈夫?」


という方は、ぜひ他の記事も参考にしてください。


このブログでは、パリ在住28年の経験をもとに、観光ガイドだけでは分かりにくいパリのリアルな旅行情報やホテル選び、治安、現地生活について発信しています。

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