パリの猛暑とエアコン問題|クーラーがない街の現実【28年在住者が解説】
- スーパーエイジ
- 7 時間前
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パリは夏でも涼しいと思っていませんか?
「ヨーロッパの夏は爽やか」
そんなイメージを持っている方は多いと思います。
しかし、2026年のパリは6月から37℃を超える猛暑が続き、39℃の日もありました。体感温度は40℃を超えているように感じる日も少なくありません。
私はパリに28年間住んでいますが、近年の夏は以前とは別物です。
今回は、旅行ガイドにはあまり書かれていない「パリの猛暑とエアコンの現実」を6つご紹介します。
パリの猛暑やエアコン事情を動画で分かりやすく解説しています。サクッと見たい方は、こちらからご覧ください。
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1【パリの猛暑とエアコン問題】エアコンがほとんどない
パリ最大の問題は、猛暑そのものよりも、エアコンがほとんど普及していないことです。
フランスでは、
景観保護
建物の規制
設置工事の難しさ
などが理由としてよく挙げられます。
昔は「パリは暑くならない」「乾燥しているから大丈夫」と言われていました。
しかし、それは1990年代までの話。
2000年代以降は猛暑が増え、37℃を超える日も珍しくありません。
もちろん乾燥している日はありますが、猛暑になると湿気もあり、日本人にはかなり厳しく感じます。
また、昔は「暑くなれば別荘へ行けばいい」という考え方もありました。
しかし現在では、別荘を所有できるのは主に60〜70代以上。
若い世代は別荘ではなく、LCCを利用してローマやイギリスなどへ短期旅行する人が増えています。
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2 メトロが本当に暑い
パリ観光で最も驚く場所かもしれません。
それが地下鉄です。
多くの路線にはエアコンがありません。
さらに、エアコン付き車両でも窓を開ける人が少なくありません。
日本人からすると驚きですが、「エアコンが効いているから窓を閉める」という習慣が根付いていない人も多いのです。
夏のメトロは想像以上に過酷です。
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3 古い建物が熱をため込む
パリには築100〜180年ほどの建物が数多く残っています。
断熱性能が低い建物も多く、昼間に熱を吸収した壁が夜になっても熱を放出し続けます。
昼より夜のほうが室内が暑いと感じることもあります。
まるで「かまくら」の逆バージョンのような状態です。
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4 氷文化が弱い
日本では当たり前の氷も、フランスでは貴重品です。
エアコンがないカフェやレストランも多く、厨房も狭いため冷凍庫も小さいお店が少なくありません。

飲み物に入っている氷は2〜3個程度。
しかも数分で溶けてしまいます。
追加で頼むと、
「ありません」
と当然のように言われることもあります。
コロナ以降は改善したお店も増えましたが、日本との違いを強く感じる文化の一つです。
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夏は営業時間が変わることもある

観光客には意外と大きな問題です。
2026年の猛暑では、エッフェル塔やルーブル美術館が営業時間を短縮しました。
モンサンミッシェルでも閉館時間が早まった日があります。
また、個人経営のお店では突然、
「来週は休みます」
ということも珍しくありません。
私自身も、日本で購入した宝石を使った指輪をオーダーしていましたが、工房から突然夏休みの連絡が入りました。
工房にはエアコンがないことも多く、室温40℃以上の中でバーナーを使って作業するのは非常に過酷です。
5 食品が傷みやすい

生活していると最も困るのが食品です。
夏になると、
野菜
果物
生鮮食品
の品質が目に見えて落ちることがあります。
高級住宅街のスーパーでも青カビが付いた商品を見かけることがあります。
猛暑になると食品管理にも影響が出るのです。
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なぜフランス人は平気なのか?
理由はシンプルです。
エアコンがある生活を知らずに育った人が多いからです。
暑ければ、
窓を開ける
公園へ行く
海へ行く
山へ行く
夜遅くまでテラスで過ごす
こうした方法で夏を乗り切ります。
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まとめ
私は夏のパリ旅行を否定したいわけではありません。
ただ、
「ヨーロッパだから涼しい」というイメージだけで来ると、想像以上に厳しい思いをする可能性があります。
特に7月後半から8月に旅行される方は、ホテル予約の際にエアコンの有無を必ず確認することをおすすめします。
このブログでは、パリ在住28年の経験をもとに、観光ガイドには載っていないリアルなフランス生活を発信しています。
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