この記事は実話です。
まず、僕の自己紹介から。(詳しい自己紹介はこちらから!)
フランスのパリ在住四半世紀以上
パリは18区を中心に住みました。郊外の治安の悪いと言われるサンドニ区によく行きます
です。
この記事ではパリ 北駅で実際にあった恐ろしい事件の話を皆さんと共有したくて書きました。
について解説します!
【パリ 北駅の治安】実話:女常習犯。薬を入れた飲み物で悪事を働く
この話は、僕の親友Aくんに起こった実話です。
ある日、大学時代の親友がパリにやってきました。
彼もパリ生活を始めるためにです。
僕は留学で、彼はワーホリ。
もうかれこれ90年代後半の昔話になりますが…。
パリシャルル・ドゴール空港に着いて北駅へ
パリのシャルル・ドゴール空港についてRERのB線で北駅(Gare du Nord)に着き、18区の僕のアパートに行くためにバス停に行った友達Aくん。
午後のことでした。
バス停でバスを待っていると、1人の女性(以下、女と呼びます)が話しかけてきました。
Aくんは仏検1級所持者でフランス語は出来ましたので、女の話を聞きました。
『私、寂しいの』みたいなことを言っていたので、優しいAくんは話を聞いてあげたのです。
Aくんにはやましい心は無くて、寂しそうな女性をかわいそうに思い、2人でカフェに行くことに。
と、ここ迄であなたはツッコミたくなるかも知れません。(なぜ、ついて行った?)
でも、日本でしか生活をしたことのない若い男性Aくんはナイーブだったんです。
そして、このまま2人はカフェで会話をしていました。
Aくんがカフェでソフトドリンク(彼はアルコールが飲めない)を飲んでいると、相手の女性はAくんの飲み物に何かを入れました。
Aくんはそれに気がついたのですが、飲まないと相手に失礼だと思い飲みました。
Aくん意識を失う
女が薬物を入れた飲み物を飲んだAくんは意識が朦朧として、倒れました。
それ以降は意識がなく、彼がのちに聞いた話です。
私服警察の張り込み調査
Aくんが薬を飲んだ瞬間に私服警察が女を現行犯で逮捕しました!
その女は常習犯でこの手で被害者の持ち物を盗んだようです。
その後、一件落着では無く、Aくんは救急病院に運ばれました、、、。
Aくんが見つかるまで
僕はアパートで親友のAくんの来るのを楽しみにしていました。
大学時代に楽しい時を過ごしたAくんがパリに来るのが楽しみでならなかったからです。
でも、待っても待っても連絡が来ません。
その当時は携帯電話さえ存在しなかった時代です。
不安は最高潮に達し、考えたのは病院の緊急へ電話することでした。
パリ中の病院に電話した
厳密に言うと北駅の周辺の病院中心に。
すると何軒か病院をあたった後にAくんの安否が確認されました。
そして、その後、Aくんはアパートにやっと来たのです!
Aくんのパリ生活いきなり波乱万丈で始まる
とここまでで一見楽着のようですが、Aくんは警察か誰かに『この女性を裁判で訴えますか?』と聞かれました。
Aくんは『訴えます』と返事をし、裁判が始まりました。
裁判は数ヶ月間かかり、Aくんはワーホリという金銭的余裕のない状況でしたが、弁護士を雇い、女を裁判で訴えました。
結局、Aくんが勝訴しましたが、
こういう裁判って結局、時間の無駄。なぜなら、相手に支払い能力がないから
そうなんです。
相手に支払い能力がないのでお金をもらわなかったみたいです。
でも、僕もAくんの気持ちはわかります。
腹立ちますもの。
同じように訴えたことでしょう
僕なら鬱になりそうな出来事でしたが、Aくんは気丈に頑張ったと思います。
そして、素晴らしい仕事経験とフランス語上達、そして、さまざまな酷い目や素晴らしい日本人との出会いに恵まれました。
パリ生活を終えた彼は涙を流しながらパリにセーヌ川にサヨナラを告げました。
彼のフランスへの愛は深くて、この記事を書きながら赦す、忘れる、最善を尽くすことの大切さに気づかされました。
PS 最愛のAくんへ
どうか、また、パリで会えるのを心から楽しみにしています。
日本に帰ったのはいい選択だったね。
パリが嫌いにならずに良い思い出になったのは、僕も嬉しかったです。
今度はパリに遊びにおいで。
それでローマにも一緒に行こうね。
エイジより
最後に
以上が【パリ 北駅の治安】女常習犯。薬を入れた飲み物で悪事を働くでした!
パリではよく、ある犯罪です。
飲み物は気をつけましょう。
とは言え、もし被害にあっても、完璧な人間なんていません。
逞しく生きて行きましょう!
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